リーダーや管理職には「高い問題意識」を求められるため、
昇進試験などの問題に出されることが多いです。
今回は「問題意識」について解説します。
問題意識について説明する前に「問題」とは何だと思いますか?
問題とは「現在の状態とあるべき姿のギャップ」です。
例えば、あなたが病気になった時、
現在の状態が「病気中」で、
現在の状態が「病気中」で、
あるべき姿が「病気が治る」です。
解決策は「病院に行く」とか「安静にする」になります。
病気の例では
「悪くなったものを治す」なので、
問題意識としてはレベルが低いです。
高い問題意識とは、
「あるべき姿を高く設定する」ということです。
例えば、現在の状態が「健康」の場合、
あるべき姿を「健康」にして、
「問題はない」としてはいけません。
「問題はない」としてはいけません。
あるべき姿を高く設定し、
例えば「病気になりにくい身体になる」とするのです。
そうすると「単なる健康な状態」とギャップが発生し「問題」となります。
解決策は「普段から運動する」などになります。
そうすると「単なる健康な状態」とギャップが発生し「問題」となります。
解決策は「普段から運動する」などになります。
まとめます。
既に発生した問題を解決しているだけでは、
高い問題意識があるとは言えません。
高い問題意識とは、
組織をより理想に近づける意識を持つことです。
そのためには、まずは現状を認識することです。
現状は、自分の所属する組織の状態だけでなく、
組織を取り巻く環境や社会情勢をしっかり把握することが大切です。
そして、普段から現状に満足せず、
組織の理想の姿や、組織のあるべき姿を考えることです。
そうすれば、あるべき姿とのギャップ(問題)に気づき、
高い問題意識を持てるようになるはずです。
以上です。参考になりましたか?
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