取り組みも理由(なぜ)を書く 昇進試験・昇格試験の論文の書き方

知人が昇進試験に毎年落ちて苦労していて、
同じように苦しんでいる人が多いのではないかと思い、
昇進試験対策を紹介します。
みんなで受かってハッピーになりましょう。

以前、論文の書き出しについて紹介したので、今回は取り組み内容の書き方について。

大事なことは、
「取り組み内容にも、きちんと理由(なぜ)を書く」です。

論文試験は、あなたが実際に行っている業務は採点されません。
また、業務の知識についても採点されません。
採点されるのは「なぜそのように取り組んだのか」という思考プロセスです。
論文を読む採点者も自部門の管理職とは限らないです。
業務の知識を細かく書いても理解されません

例えば、「品質向上」のために「後輩育成」に取り組んでいる場合。
悪い書き方だと、
「私は品質向上のために後輩の育成に取り組んでいる。具体的には、後輩を~。また、~。さらに~。以上述べたように、私は後輩育成で品質向上を図っている」などと、
単純に、やっていることを羅列することです。
これでは採点者は評価しません。

良い書き方は
「私は品質向上のために後輩の育成に取り組んでいる。
 なぜなら、後輩を育成することで~し、品質があがると考える
 それを実現するための具体的な取り組みとして、
 自部門は~(理由)のため、後輩に~することで育成している。
 また、部門を取り巻く環境は~(理由)のため、
 ~のような人材に育成している。
 以上述べたように、私は後輩育成で品質向上を図っている」などと、
自部門の状況や、自部門を取り巻く環境などを使って、
なぜそのような取り組みをしているのか理由として書くことです
そうすれば、論理的に考え業務を行っていると採点されるはずです。

以上です。参考になったでしょうか?
今回はここで終わります。
他にもインバスケット試験や論文試験のテクニックがあるので、
少しずつ書いていこうと思います。
昇進試験に受かって、給料アップでハッピーになりましょう!